稚内団員ら15人が来島 笑顔で固い握手交わす 友好都市スポーツ交流

両市の市旗をバックに記念撮影=26日夕、市総合体育館武道場

 2019年度友好都市スポーツ交流事業(受入)で、石垣市の友好都市・稚内市から交流団員10人と団長、リーダーら計15人が26日午後、来島した。市総合体育館武道場で開会式・対面式があり、石垣市の団員10人らと笑顔で固い握手を交わした。
 対面式で、稚内市交流団員を代表して稚内野球スポーツ少年団の柏谷爽太君(6年)は「石垣の第一印象は『あ、夏だな』。すぐにでも半袖短パンになりたい気分になった」と笑顔。「たくさんの友だちを作り、思い出に残る楽しい交流にしたい」とあいさつ。

 柏谷君の民泊先となる島仲勇気君(5年)は「楽しく絆を深めたい。野球を始めてまだ2年目なので、いろいろと教えてもらいたい」と話した。
 受け入れ民泊家庭を代表して豊里友樹さんは「台風の影響で断念した交流が再度開催されるのはうれしい。貴重な体験を生かし、学校生活でもますます活躍を」と期待した。
 「交流の舞」として石垣団員は「とぅまた節」、稚内団員は「南中ソーラン」をそれぞれ披露した。
 同事業実行委員会の宮良昌招委員長は「4日間楽しんで、有意義な体験を」、稚内市教育委員会教育部長の渡邊祐子団長は「スポーツを通じて友情を深め、稚内のことも理解してもらえれば」と話した。
 日程は3泊4日で、市のスポーツ少年団員らの家庭にホームステイし、野球での交流試合や島内観光、郷土芸能発表、郷土遊具作り体験などを行う。
 同事業は、スポーツ活動や異文化交流などの体験を通して相互理解と友好親善の意識を育むことなどを目的に1994年から始まった。

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