石垣市は、子育て支援充実に向けた施策を示す「第2期子ども・子育て支援事業計画」(2020~24年度)の原案を策定した。保育施設などを整備する「教育・保育提供区域」を市街地、北部、西部の3区域に区分し、それぞれの施設整備計画を示した上で、市全体の待機児童を2021年度に解消するスケジュールを明示した。原案は29日、市役所で開かれた市子ども・子育て会議(会長・村吉和美沖縄女子短大、琉球大非常勤講師)の第4回会合で承認された。
第2期事業計画の基本理念は「生まりどぅ宝(子宝こそ第一) ふぁーまー(子・孫)元気 結い(地域)で子育て」。基本目標は「教育・保育および子育て支援の確実な提供」「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進」「子どものための多様な居場所づくり」の3項目。