【視点】新型肺炎、運営問われる国際機関

 世界保健機関(WHО)や国連の運営の在り方が改めて問われている。中国を中心にした新型コロナウイルスによる肺炎の流行に対し、感染拡大の防止より政治的な思惑を優先させ、中国政府に忖度(そんたく)するような行動が目立つためだ。
 WHОのデトロス事務局長は3日、米国が中国全土への渡航中止勧告を出したことなどについて「(中国への)渡航や貿易を不必要に妨げる措置は必要ない」と述べた。
 新型肺炎の感染拡大に本気で取り組む決意が感じられない。デトロス氏は従来から、感染拡大防止に関する中国の措置を一貫して評価するなど、中国寄りの言動が目立つと批判されてきた。

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