【視点】高まる感染リスクに備えを

 横浜港内に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、乗員乗客約3700人のうち、5日までに10人の新型コロナウイルス感染が確認された。県内各メディアの報道によると、同船は1日、那覇港に寄港し、約9時間半停泊。乗客2600人余が下船してバスやタクシーで市内を観光したという。このうち22人は再乗船しなかった。
 乗客に感染者が含まれ、那覇市内でウイルスを拡散させた可能性も否定できない。沖縄の感染リスクはさらに高まっており、こうなると、県内で患者が発生するのも時間の問題と考えたほうがいいのかも知れない。
 玉城デニー知事は3日の危機管理対策本部会議で「県内で感染者がいつ確認されてもおかしくない状況」と認めた。
 症状が出ない患者からウイルスがうつる事例もあるとされており、水際対策の効果は最小限に過ぎない。

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