県、コールセンター設置へ 感染症予防対策呼び掛け 新型肺炎

会見で、新型コロナの対応策が書かれた資料を手に説明する玉城知事=14日午前、県庁

 玉城デニー知事は14日の定例記者会見で、中国で感染が拡大している新型コロナウイルスによる感染症の予防対策を呼び掛けた。
 県は、手洗いやせきの症状がある人のマスク着用などの感染防止策徹底を求める。
 37.5度以上の発熱やせきの症状があり、発症前の2週間以内に中国湖北省や浙江省に滞在した人と長時間一緒に過ごした人は、最寄りの保健所へ電話し相談するよう求めている。八重山地域では、八重山保健所℡(0980-82-4891)で対応する。
 県は、新型コロナウイルススの相談窓口を一本化するため、24時間対応が可能なコールセンターの設置を進めている。設置までの間、県地域保健課℡(098-866-2215)で対応する。

 新型肺炎の影響への経済対策を効率的に実施するためのプロジェクトチームを庁内に設置するか検討する。
 玉城氏は「観光誘客は今後の動向を注視する。東南アジア、欧米、オーストラリア、ロシアなどで誘客活動を展開する」と説明。県内関連事業者の経営への影響を抑えるため、事態の鎮静化を見据え、中国客向けの広報を行う。
 外国人観光客の減少を受け、県は県内中小企業者の経営安定化を目指し、事業活動に必要な資金を低利・固定・長期で融資する中小企業セーフティーネット資金を新型コロナに適用している。
 融資利率が0.9%となり、保証料率は県が全額負担し0%となる。CSFに対しても適用されている。詳細は県中小企業支援課℡(098-866-2343)。

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