大規模感染の抑止必要 新型肺炎、流行の可能性大 宮里達也県医師会副会長

 ―感染が疑わしい場合はどうするか。
 「まず保健所に電話し、受診方法を相談してほしい」
 ―行政機関の今後の対応は。
 「指定医療機関のベッドが足りなくなる可能性があるので、国からは状況に応じて準備をしてほしいと要請がある」
 ―県民の心構えは。
 「冷静に県からのメッセージを受け止め、感染予防に努めてほしい」
 ―離島の八重山の感染リスクは。
 「大都市に比べ人口密度が低く、一度に大勢を運ぶ電車のような交通機関がないので、本島よりはリスクは低いと思う。だが油断はすべきではない。指定医療機関の八重山病院では感染症患者を受け入れる病床が3床だけだが、重要なのは、重症化する人を少なくすることだ」

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