県都那覇市のメインストリート、国際通りが感染拡大を続ける新型コロナウイルスの影響で人通りが大幅に減り、閑散としている。中でも、観光土産品は客足が激減し、深刻な状況。右肩上がりだった沖縄観光にかげりが出始め、各方面にも多大な影響が及んでいる。
日本トランスオーシャン航空(JTA)の県内、県外路線も搭乗客の落ち込みが激しい。
11日、那覇から石垣に向かう621便の搭乗客は、座席数165人の3分の1に当たる54人と少なかった。客室乗務員の一人は「最近、私が乗った那覇―名古屋線では乗客がたった6人だった」と話した。