玉城デニー知事は23日、県庁で記者会見し、県内感染者の感染経路を関東方面、関西方面、観光関連、接客業関連、不明に5分類。「今後は、夜の街のクラスター(感染者集団)や院内感染、療養施設での感染拡大を未然に防ぐことが重要」と指摘した。3月下旬に観光などで来県した複数の感染者が感染源になったとの見方も示した。
22日夜に開催された第4回感染症対策専門家会議が報告した県内感染経路の分析について説明した。
クラスターは同時に5人以上が感染した集団を指すが、県保健医療部の糸数公統括監は、4人以下の規模の「小クラスター」が県内で複数発生していることが「沖縄の特徴」と分析した。