AIカメラで検温実施 飲食店で新たな試み 豊年満作

「AIサーマルカメラ」に映し出された人の体温を検知する=12日、豊年満作店内

 石垣市美崎町の飲食店「豊年満作」(黒島啓代表社員)は11日、同店で新型コロナウィルス感染拡大防止のため「AIサーマルカメラ」を導入した。カメラに映し出された枠内に人が移り込むと即座に体温を表示。37・5度以上を検知するとアラームが鳴り、入店をお断りする。黒島店長は「お客様の『うつされたくない』という不安を少しでも解消し、感染拡大防止に貢献できる」と期待した。

 同店は石垣市の緊急事態宣言を受けて休業していたが、再開に向け「利用者の安心をどう実現するか」に取り組んできた。
 感染拡大防止策が評価されている台湾の事例にならい、入店時に検温を実施することに決め、カメラの導入に踏み切った。
 店内も従来の3分の1にスペースを縮小し、三密対策も行っている。
 黒島店長は「縮小して営業しているため、予約をいただいたほうがスムーズに対応できる」と呼び掛けている。
 また、同店では新型コロナウィルスによる売り上げの減少を食い止めようと、7月以降から使用できるクーポン券をクラウドファンディングで販売。2千円~1万円まで4段階の価格設定で、最大で2千円の割り引きになる。クラウドファンディングでの販売は6月16日まで。問い合わせは同店℡(0980)82・7734。

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