【金波銀波】今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に…

 今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に使われている。怒りを通り越して、哀れみを覚える◆例えば政権批判。武漢肺炎への対応に拙(まず)さはあった。ならば拙いと分かった人が具体的な打開策を提示すればよいだけである。だがある人々は「誠実さを感じない、真摯さが足りない」と喚(わめ)き散らした◆そう喚くからには誠実・真摯を完全に体得しているのだろう。でなければ一寸見ただけで、それらが「ない」などと分かるはずもない。あるいは己に「ない」ものは理解できないのだから、喚く人々は自身では誠実・真摯を示し得たことがないのだろう◆政治は結果責任である。批判するなら、消費減税や十分な休業補償ができる財政支出など、政府が実施できていない具体的政策を批判すべきだ。そんな基本的なことも忘れ、揶揄・中傷・揚げ足取りなど、批判のための批判を繰り返すから国民に見放される◆「誠実」「真摯」という言葉は、自らの生き方を問い、そうありたいと日々奮闘している人にこそ相応しい。「誠実さ、真摯さを見せろ!」と人様に求める御仁こそ、「見えない」価値を貶める。そんな不遜な人々には、まぁ、そもそも縁のない尊い言葉なのである。可哀想に。(S)

関連記事

ピックアップ記事

  1.  石垣市(中山義隆市長)は、宜野湾市(松川正則市長)、名護市(渡具知武豊市長)と共同でAI(人工知能…
  2.  県農林水産部は19日から、新型コロナウイルスの影響で需要が低迷している県産農林水産物の消費拡大のた…
  3.  石垣市川平地区のわかば幼稚園と川平保育所を統合し、西部地区の子育て支援の拠点施設となる「川平認定こ…

日付から記事を検索

2020年11月« 10月
« 10月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

assembled by まめわざ









話題をチェック!

  1.  県離島振興協議会・県過疎地域振興協議会(外間守吉与那国町長)は4月25日、県庁に謝花喜一郎副知事を…
ページ上部へ戻る