【金波銀波】今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に…

 今更だが、「誠実」や「真摯」という言葉が軽々に使われている。怒りを通り越して、哀れみを覚える◆例えば政権批判。武漢肺炎への対応に拙(まず)さはあった。ならば拙いと分かった人が具体的な打開策を提示すればよいだけである。だがある人々は「誠実さを感じない、真摯さが足りない」と喚(わめ)き散らした◆そう喚くからには誠実・真摯を完全に体得しているのだろう。でなければ一寸見ただけで、それらが「ない」などと分かるはずもない。あるいは己に「ない」ものは理解できないのだから、喚く人々は自身では誠実・真摯を示し得たことがないのだろう◆政治は結果責任である。批判するなら、消費減税や十分な休業補償ができる財政支出など、政府が実施できていない具体的政策を批判すべきだ。そんな基本的なことも忘れ、揶揄・中傷・揚げ足取りなど、批判のための批判を繰り返すから国民に見放される◆「誠実」「真摯」という言葉は、自らの生き方を問い、そうありたいと日々奮闘している人にこそ相応しい。「誠実さ、真摯さを見せろ!」と人様に求める御仁こそ、「見えない」価値を貶める。そんな不遜な人々には、まぁ、そもそも縁のない尊い言葉なのである。可哀想に。(S)

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