宜野湾市長選が告示 辺野古争点に2氏届け出

立候補し支持を訴える新人の仲西氏(右)、副市長としての実績を強調する松川氏=23日、宜野湾市内

 前市長の県知事選立候補に伴う宜野湾市長選が23日告示され、県高校PTA連合会前会長仲西春雅氏(57)=立民、国民、共産、社民、自由、沖縄社大推薦=と、前副市長松川正則氏(65)=自民、公明、維新推薦=の2氏が届け出た。市中心部にある米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が争点となる。投開票は知事選と同じ30日。
 両氏はともに普天間飛行場の早期閉鎖、返還を訴えている。仲西氏は名護市辺野古移設に反対の立場で、松川氏は是非について言及していない。

 普天間飛行場について仲西氏は、23日の出陣式で「生活や経済発展を阻害しており、即時閉鎖を求めるが、辺野古新基地は反対だ」と主張。「教育環境の安全確保だ。飛行停止を強く求め、米軍当局に強く申し入れる」と訴えた。
 松川氏も第一声で「町のど真ん中にあるために、厳しい環境に置かれている。課題を解決する」と述べ、さらに「宜野湾市長は松川、佐喜真知事を誕生させ、このコンビで解決する」と宣言した。
 「世界一危険な米軍基地」とされる普天間飛行場は、隣接する市立普天間第二小に昨年12月、米軍ヘリコプターの窓が落下するなどトラブルが続いている。

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