ラストライブで感謝と決意 会場から鳴り止まぬ拍手 やなわらばー

ラストライブで熱唱する(右から)石垣優さん、東里梨生さん=23日午後、東京国際フォーラム(テレビ朝日ミュージック提供)

2020年いっぱいで解散する、石垣島で生まれ育った幼なじみの女性ユニット「やなわらばー」が23日、東京国際フォーラムで『やなわらばーラストライブ~20年分のありがとうを込めて~』を開催した。石垣優(ゆう)さんと東里梨生(あいざと・りお)さんにとってデビュー当時からの夢の場所だった同フォーラム。2人はファンへの感謝と今後の決意を涙ながらに伝え、会場からは鳴り止まない拍手が起こった。

ライブは、2003年に2人がデビューするきっかけとなった音楽番組『ストリートファイターズ』のVTRで幕開け。
学生時代に初めて制作した楽曲「青い宝」を皮切りに、ドラマ主題歌に起用された「いちごいちえ」、「サクラ」、「拝啓〇〇さん」などを熱唱。以前からリクエストがあったという東里さんのエレキギターも3年ぶりに披露されるなど、ファンの期待に様々に応えた。
ラストは2人が最も数多く披露し、自身も救われてきたという「空をこえて海をこえて」を歌い上げ、全15曲をファンに届けた。
エンディングVTRでは、石垣島の青い海をバックに、2人の今後の決意、楽曲が残り続けていくこと、石垣の夕景に載せた「みなさんのことが大好きです!」という手書きのメッセージが贈られた。
東里さんは20年間を振り返り、「この2人が出会ったことには意味があったんじゃないかなと思う。この2人だからこそ、みなさんに出会えた。この出会いは私の人生の中でかけがえのない宝物」と涙を浮かべ、今後は母として、表現者として歩むことが夢であり目標だと話した。
石垣さんは「どんなに頑張っても、どんなに願っても叶えられなかったことがたくさんあった。それでも諦められない夢というものがある」と強調。
「私は来年からソロで活動していくが、梨生と2人で20年前に掲げた大きな夢がある。その夢を実現させて、また梨生に『歌いにおいで』って呼びたい」と伝えた。
ライブは新型コロナ感染拡大のため、1日2回の公演として実施。追加販売チケットも完売だったが、「1人でも多くの方にラストライブを観てもらいたい」という2人の思いから、急きょ、追加席も用意され、計約1300人のファンが2人を見守った。

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