政務官「22年度までの予算は確保」 署名1万6344筆、文科相に提出 VERA存続活動

(左から)藤原議員、三谷政務官、VERAサポーターズクラブのメンバー3人、上地さん=24日午後、文部科学省政務官室(石垣市商工会青年部提供)

国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)=岩手県奥州市=を拠点とするVERA(ベラ)プロジェクトの存続を巡り、奥州市の地域住民で組織する「VERAサポーターズクラブ」と石垣市商工会青年部のメンバーらが24日、文部科学省を訪れ、全国で1万6344筆集まった署名用紙を萩生田光一文科相宛てに提出した。署名用紙を受け取った三谷英弘文科大臣政務官は「2022年度までの予算は確保してある。前向きに進めたい」と返答した。

この日は同クラブと青年部のメンバーに加え、岩手県選出の衆議院議員・藤原崇氏も同行。萩生田氏の日程が合わなかったため、三谷政務官が応じた。
メンバーらは署名用紙を提出し、①各観測局は子どもたちの学びの場②ベラは国内より海外からの評価が高い③まだ使用できるのに運用停止は惜しい④ベラは今年のノーベル賞の基礎となった研究⑤技術立国にとって必要な施設―の5つを要望した。
三谷政務官からは「22年度までの予算はしっかりと確保してある。この度の地域の皆様からの声を大臣と共にしっかりと受け止め、前向きに進めていきたい」との返答があったという。
同席していた文科省の生川浩史研究開発局長は「年度以降の運用に関しては、天文学のコミュニティー(天文台や大学を含む)で運用計画を立てて頂くことをお待ちしている」と述べたという。
青年部の上地誠さんは「署名運動は高校生をきっかけに、結果的に行政と地域が一体になる素晴らしい運動にできた。水沢メンバーからも石垣での運動に勇気づけられたとの言葉ももらった」と話し、協力者に改めて感謝した。

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