1カ月で5千万円超 尖閣寄付金、市「関心高い」

石垣市は5日、尖閣諸島に関する資料収集や国内外への発信強化を目的とするふるさと納税に、昨年12月31日時点で5656万3560円の寄付があった、と発表した。寄付金は12月1日から募集しており、1カ月で5000万円を超えた。

寄付件数は1391件。このうち、作曲家のすぎやまこういち氏からは、2000万円の大口寄付があった。市は「(尖閣に関するふるさと納税は)関心が高く、問い合わせも多い。引き続き寄付を募るので、協力をお願いしたい」と話している。
中山義隆市長は昨年12月、集まった寄付金について「石垣市には尖閣に関する資料を体系的にまとめて展示する場所がない」と述べ、将来的な資料館建設に向けた作業に活用したい考えを示した。
尖閣諸島を巡っては、昭和初期まで多くの人が住み、鰹節工場や羽毛採取などの経済活動を営んでいた痕跡を示す史料などが現存している。1970年代に持ち込まれたつがいのヤギが爆発的に繁殖し、島の生態系へ影響を及ぼしている現状も指摘されている。
市は、こうした歴史的資料や自然環境の現状を多くの人に知ってもらうため、ふるさと納税を活用する方針を決めた。

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