県内の不登校「長引く傾向」 臨床心理士の宮城氏が講演

支援に求められることを話す宮城直也氏=16日午前、石垣市健康福祉センター視聴覚室

 「支援に求められること」と題した保護者、支援者向けの講演会(主催・子ども若者みらい相談プラザsorae)が16日、石垣市健康福祉センター視聴覚室で開かれた。講師として同プラザの宮城直也相談員・臨床心理士が招かれ、沖縄県の不登校の現状、見立てのポイント、対応のポイントなどを話した。市内の保護者や支援者、関係者合わせ、約30人が参加した。

 同プラザによると、不登校の定義は、病気や経済的理由を除く、年間に30日以上欠席した児童生徒。県内の不登校理由は、小学校の1位は「その他」で32.7%、2位が「不安」で28.5%、3位が「無気力」で26.9%。中学校の1位が「あそび・非行」で35.8%、2位が「不安」で24.6%、3位が「無気力」で27.2%。高校の1位が「あそび・非行」で33.1%、2位が「無気力」で27.1%、3位が「その他」で22.0%。
 宮城氏は「小学校の時に、困っていることに気づいてあげれば、中学生や高校での非行にはならないかもしれない。沖縄の不登校は他県に比べ長引くことが多く、半数を占めている」と指摘。「子どもの悩みが長引くと親子関係が悪くなる。子どもと会うのか会わないのか、その家庭にとってプラスになることは何なのかを考えることが重要になる」と呼びかけた。
 同プラザの仲間玲子統括責任者は「きょう学んだ親子関係に求められることを家に持ち帰り、今後の相談の参考にしてほしい」と求めた。

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