南大浜を用途地域指定へ 急激な市街地化に対応 来年1月までに原案策定 石垣市

 一方、都市計画マスタープランの一部改定案では、市街地化が進む現状や津波浸水対策に即応するため、現行の低層一戸建て住宅を主体とする考え方に「中層」を追加。幹線道路沿いは、沿道利用型の商業施設や中高層住宅などとする方針を示した。幹線道路に囲まれている場所は、現状に即して定めた。12月の都市計画審議会で審議される予定。
 一部改定案の縦覧は市役所などで20日から来月4日まで行われている。今月28日までは公述申し出期間で、申し出がある場合、来月5日に市役所で公聴会を開く。
 説明会で市側は、南大浜地区のほか、市総合体育館周辺約7㌶、八島町の一部約10・1㌶、新栄町の埋め立て地約1・7㌶の用途地域を指定する方針も示した。
 参加者からは「時宜を得たものだ」「スピード感を持って取り組んでほしい」などの声が出た。

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