【金波銀波】河野太郎外相が…

 河野太郎外相が、日ロ平和条約締結交渉に関する記者の質問に対し「次の質問どうぞ」と繰り返し無視したことが波紋を広げている。外相は15日、自身のホームページで「おわびして改める」と陳謝した◆最近の若い政治家はメディアの活用がうまく、河野氏のケースは腑に落ちない。むしろメディアを個人的なパフォーマンスや、アリバイづくりに活用する政治家が増え、社内から「取材する必要などないのでは」という声が出ることも少なくない◆しかしインターネットの発達で、必ずしも既存メディアに頼らずとも情報発信できる時代が到来。「取材する必要はない」という記者の判断が、一般の読者には傲慢に映り「報道しない自由」という言葉が市民権を得るまでになった◆一般的に何を記事にするかは記者にゆだねられているが、判断を誤ると読者の厳しい批判にさらされる。時代の変化を敏感に察しないと、メディアと読者の距離は離れていくばかりだ。近年は特に、読者のニーズに対応することが難しいと感じる◆メディア対応を誤った外相は陳謝に追い込まれたが、常に読者の存在を意識しなくてはならないのは、当然、取材される側だけではない。取材する方、される方の双方にとって一層厳しい時代であることを自覚したい。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  八重山3市町は1日、新型コロナウイルス感染拡大で観光客に求めていた来島自粛要請を解き、受け入れを解…
  2.  県立高校は1日、部活動を段階的に再開する。部活動については5月18日に県教育委員会が学校再開の21…
  3.  90%減。衝撃的な数字が発表された。4月に県を訪れた観光客の前年比だ。新型コロナウイルスで来島自粛…

日付から記事を検索

2020年6月« 5月
« 5月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  沖縄に生息する希少な野生動植物の密漁・密輸防止に向け、環境省沖縄奄美自然環境事務所と㈱NTTドコモ…
ページ上部へ戻る