「いろは文六曲屏風」寄贈 桃原氏「博物館で常設を」

寄贈された、芹沢銈介氏の作品「いろは文六曲屏風(萌黄いろは)」(左)。贈呈式で思いを語る桃原氏(写真右の右)。後ろは城間氏の作品=23日午前、石垣市立八重山博物館

 石垣市出身の元産経新聞社顧問、桃原用昇氏が23日、染色工芸家で重要無形文化財「型絵染」の保持者、人間国宝の芹沢銈介氏(1895~1984)の作品「いろは文六曲屏風(萌黄いろは)」を市教育委員会(石垣安志教育長)に寄贈した。
 芹沢は沖縄の紅型や江戸小紋などの要素を取り入れ、オリジナリティあふれる作品を生み出した。「型絵染」は芹沢が初めて用いた製作工程で、通常は絵師、彫師、染師などの分業で行われる製作工程を一人で手掛けた。
 「萌黄いろは」には文字の横に工芸品や動植物の模様が添えられたユニークな屏風。1958年から数年間の間の作品と考えられる。
 石垣市立八重山博物館(浦崎英秀博物館長)で開かれた寄贈式で、桃原氏は「10年前、苦労してオークションで落札した大切な品。この作品を日本最南端の博物館に飾って常設してほしい」と思いを語った。
 また、昨年に桃原氏が寄贈した陶芸家、國吉清尚氏の作品18点、城間栄喜氏の紅型の作品4点も披露した。
 今回贈呈された「いろは文六曲屏風(萌黄いろは)」は、同じ染めの作品が静岡県市立芹沢銈介美術館にも所蔵されている。

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