通信技術の不思議学ぶ 大浜中で科学教室開く

パソコン間で通信している信号が見られるオシロスコープに見入る児童生徒ら=2日、大浜中学校

 子どもの理系離れを抑え、通信技術を扱える人材のすそ野を広げようと、情報通信が専門の大学教授らで組織する電気情報通信学会は2日午後、科学教室「不思議がいっぱい科学の世界(石垣会場)」を大浜中学校で開催した。市内の小中学生約40人とその保護者が音や通信の不思議に目を向け、その原理を学んだ。
 教室は▽音の不思議▽画像処理▽インターネット通信―の3部構成で実施。児童生徒らは音が伝わる原理、ある画像が別の画像へ連続的に変形していくモーフィング動画、無線通信の原理を理解するための工作活動などで科学の世界に浸った。
 登野城小学校5年の西里翼君、前新弘翔(ひろと)君、新城朋也君の3人はモーフィング動画に興味を引かれ、「どんどん変わる感じが面白い」「自分と車が合わさった時に自分の顔が〝ぐにゃ〟ってなるのが面白かった」「システム自体も面白い」と楽しそうに話した。

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