間違い・いたずら9割 18年の118番通報実績

 海上保安庁はこのほど、海での事件・事故の通報を受ける118番の2018年通報実績を発表した。
 昨年1年間の全管区合計の通報は43万件。このうち海難や人身事故などの有効件数は全体の約1%の5千件にとどまり、約99%が間違い電話やいたずら電話だった。
 118番運用開始の2000年には間違い電話などが80万件あったが、18年には43万件と約半数まで減少。これまでの118番周知活動によるものと見られる。
 第十一管区内(沖縄県)の昨年の118番通報の総数は6982件で、このうち、海難や人身事故などの有効件数は全体の約6・2%の434件。間違い電話やいたずら電話などが約92.5%を占め、海上保安庁では緊急時の救助要請の妨げになるので、「いたずら電話や間違い電話をせず、緊急時のみの利用を」と呼び掛けている。

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