石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例を市に直接請求した「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表は7日、市議会での住民投票条例否決にかかわらず、住民投票の実現をなお模索する方針を示した。金城代表らメンバーがこの日、市議会の与野党と相次いで面会したあと、報道陣に明らかにした。金城代表らの動きに合わせ、野党からは、3月議会で住民投票条例の議員発議を検討するよう求める声が上がっている。ただ与党の反応は冷ややかで、住民投票が実現するめどは依然立っていない。
金城代表らはこの日、市役所で与野党の議員団と個別に面会し、住民投票条例案が否決された経緯などを確認した。面会は報道陣には非公開だった。