デイゴ保護で薬剤注入 昨年は15施設で95本 石垣市

石垣市でもデイゴの開花が始まった=20日、浜崎町

 石垣市は、県花デイゴに寄生するデイゴヒメコバチを防除するため、デイゴの樹幹に薬剤を注入する事業を毎年実施している。2018年は11月に15施設で95本のデイゴに薬剤を注入した。19年度も事業を継続する方向で県と調整している。
 デイゴヒメコバチは体長1~1・6㍉。葉に寄生されたデイゴは活力が低下し、開花しなくなる症状が出る。菌の感染などの二次被害で枯死につながることもあるという。
 県内では2005年5月に石垣島でデイゴヒメコバチが確認されて以降、全域で被害が確認されている。
 デイゴに薬剤を注入する事業は13年度からスタートし、開花期である2月~5月を前に、6月~11月ごろまでが実施時期となる。18年度の事業費は260万円で、9割が県の補助金。対象施設は玉取崎展望台、新川公園、市民会館、マンタ公園、中央運動公園や小中学校などだった。
 市施設管理課の担当者は「デイゴを保全することで観光、文化資源を守り、地域の景観を形成したい」と話した。

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