【解説】普天間固定化のジレンマ 反対派「圧倒的民意」 県民投票

「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票で一票を投じる有権者=24日午後、石垣市真栄里公民館

 24日投開票された「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票は埋め立て反対が多数を占めた。玉城デニー知事は県民投票の結果を「民意」として日米両政府に突き付ける考えだ。ただ県は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還に向けた展望を示せず、日米両政府も、宜野湾市民の危険除去に向け「辺野古移設が唯一の選択肢」という立場を崩していない。投票結果が辺野古移設に悪影響を与えた場合、かえって普天間飛行場の固定化リスクが高まるジレンマを抱える。
 昨年9月の知事選で反対派の玉城氏が当選したため、県民投票の結果も反対多数は織り込み済み。移設容認の自民党は自主投票を決定し、容認派の県民も多数が棄権を選択したと見られる。このため投票率は知事選の63.24%を大きく下回る結果となった。

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