園児がみそ汁作りに挑戦 「災害時にも役立つ」と期待 JA八重山女性部

添盛部長と一緒にみそ丸作りに挑戦する園児ら=4日、あわかわ幼稚園

 みそ離れしている子どもたちに、食育を兼ねたみその普及活動として、JAおきなわ八重山支店女性部の添盛文子部長ら4人が4日午前、あらかわ幼稚園(佐事安弘園長)を訪れた。園児ら14人がお湯を注ぐだけで簡単にできるみそ汁の素「みそ丸」作りに挑戦した。
 女性部は昨年11月、同園でみそ作りを指導。園児らは、約2カ月かけて発酵させたみそに、にぼしやかつおだしの粉、乾燥させたねぎを混ぜ合わせ、1食分ずつ丸めて丁寧にラップで包んでいた。
 完成したみそ丸にアーサを入れて、できたてのみそ汁を試食した仲嶺維夏ちゃん(6)は「みそ丸作りも楽しかったし、みそ汁もおいしかった。お家でも作ってみたい」と笑顔で話し、添盛部長は「自分で手作りしたみそが簡単に毎日飲める。手間も省けるし、食べきりサイズで、親が忙しくても自分で簡単に作れる。小さいころから知っておくと食に対する応用ができるので、災害時にも役立つ。みそを身近に感じてもらいたい」と語った。
 また、この日、同女性部は4月から新一年生になる園児らに、ペーパークラフトで作ったミンサー柄のランドセルのお守りもプレゼント。中には塩とお米が入っており、女性部のメンバーは「皆をマジムンから守ってくれえるように願いを込めて、皆の健康と幸せが続くようにミンサーの模様もつけた。大切に使ってくれるとうれしい」と述べた。

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