【金波銀波】「戦争につながるあらゆるものに反対する」。…

 「戦争につながるあらゆるものに反対する」。インタビューを受けた高齢者の男性はそう言い切った。「辺野古の座り込みには、沖縄戦を体験した多くの高齢者が参加しています」。その男性が辺野古移設反対運動に加わる理由を、アナウンサーが説明した。「慰霊の日」特集で、ある民放テレビが放送した番組だ◆見ていて非常に違和感があったのは、辺野古での座り込みがなぜ反戦平和につながるのか、何一つ説明がなかったからだ。辺野古移設は県民の基地負担軽減に向けた政府の施策であり、戦争準備の新基地建設ではない。そう主張するのは一部の政治勢力である◆沖縄県民が歴史を振り返る時、重い教訓とすべきは1609年の島津侵攻、1945年の沖縄戦だ。平和を願う住民ばかりなのに、現実には他国から二度も侵略された。沖縄ほど有事の備えを真剣に考えなくてはならない地域はないはずなのに、「戦争につながるあらゆるものに反対する」だけでは、思考停止だ◆ひるがえって石垣島でも「自衛隊が配備されると島が火の海になる」という流言飛語が広がっている。一時期、中央や地方で流行したが、今や顧みる人もない「非武装中立論」「無防備地域宣言」のニューバージョンだ。石垣島を破綻した思想の実験場にしようというのか。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  新型コロナの影響で開催への動向が注目されていた「第56回石垣島まつり2020」が、11月8日に開催…
  2.  特定外来生物「ツルヒヨドリ」の拡散を早期に防除しようと、環境省石垣自然保護官事務所、石垣市、県立バ…
  3.  竹富町の西表島東部の町立交流センターの利用実績が振るわず、赤字運営が続いている。町教委は立て直しを…

日付から記事を検索

2020年9月« 8月
« 8月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

assembled by まめわざ









話題をチェック!

  1. 「中国公船を挑発しないでください」―。海上保安庁の巡視船から、拡声器を持った海上保安官が必死に呼び…
ページ上部へ戻る