【金波銀波】八重山の政財界リーダーと…

 八重山の政財界リーダーと話すたび感じることがある。40代以下の若者世代は柔軟性と行動力に富む反面、いかにも言動が軽く、どこまで信頼していいのか迷う。50代以上のシニア世代は鈍重だが、強い信念を持ち、他人を包み込むような人格力や品位がある◆特に政界は近年、全国的に若返りが進んだ。その余波は八重山にも及び、40代の市長や20代、30代の市議が相次ぎ誕生。6月の県議選も3人の候補者のうち2人は40代で、シニア世代はずいぶん存在感が薄くなった◆しかし役場移転問題の混乱や職員の不祥事が相次いだ竹富町では、8月の町長選で68歳の西大舛高旬氏が初当選。ベテランの復権を印象づけた。混迷の時代を乗り切るには若者の突進力だけでは無理で、長年の経験に裏打ちされた的確な判断力が不可欠だ◆石垣市は今月、「生涯活躍のまち」をテーマにした「石垣版CCRC基本構想策定委員会」を発足させた。若者に加えシニア世代の移住を促進し、新たな雇用を誘発しようという取り組み。長年、一つの分野に打ち込んできた人材を、定年を理由に引退させるのはもったいない。貴重な戦力として地域振興に活用すべきだ◆必要なのは世代間の適材適所。誰もが年輪の数だけ輝きを増すまちづくりに期待したい。

関連記事

ピックアップ記事

  1.  伊波洋一参院議員は25日午前、石垣市平得にある陸自駐屯地の建設予定地を視察した。石垣島に軍事基地を…
  2.  衆参同日選の可能性が取り沙汰される中、衆院沖縄4区の自民党現職、西銘恒三郎氏と、野党が4区に擁立を…
  3.  石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺の接続水域で、中国公船の航行が25日、過去最長の44日連続となっ…

日付から記事を検索

2019年5月« 4月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

assembled by まめわざ










話題をチェック!

  1.  貨物の集約や保管、梱包などをワンストップで実現し、県内最大級の物流センターである那覇港総合物流セン…
ページ上部へ戻る