スキルアップに全力 八重山バスケ強化クリニック

宮里航貴氏から指導を受ける児童ら=28日、真喜良小学校体育館

 八重山バスケットボール協会(安里整会長)は28日、真喜良小学校体育館で第1回U―12八重山バスケットボール強化クリニックを開催した。3対3の大会などで活躍する宮里航貴氏やBリーグの元琉球ゴールデンキングスの新城真司氏らをコーチに、石垣市内をはじめ離島から参加した89人の児童らにドリブルやシュートなど、個人のスキルアッププログラムを指導した。
 コーチが基礎的な姿勢や手の動かし方、前を向いてフェイントにつながる体の動かし方など実演も交えて指導。市内の中学校バスケ部顧問も招き、指導方法などを学び、コーチに質問したりカメラに収める姿があった。

 同協会は2017年に強化部を新設。Bリーグの普及から日本バスケットボール協会からもジュニア向けに強化クリニックを行うよう推奨されており、八重山では今回初めて。 安里会長は「学んだことをチームに持ち帰ってチーム力アップにつなげてほしい」とあいさつ。
 強化部長の大濱拓也さんは「バスケット好きな子が一流の技術に触れる機会をつくることができた。八重山出身の鈴木龍雄選手のようなプロでも活躍する選手を育成したい」と意気込みを語った。

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