「歴史力」こそ決め手に 領土展示館移転で石井氏

 政府が尖閣諸島などの関連資料を展示する「領土・主権展示館」を東京・虎ノ門地区に移転し、面積を現在の7倍に拡張する計画について、尖閣史を専門とする長崎純心大の石井望准教授は「大切なのは展示することだけでなく、展示の中身だ。世界の歴史戦で人々の心に訴える『歴史力』こそ決め手となる」と述べ、政府の今後の努力に期待感を示している。
 政府の尖閣関連資料収集で、1617年の朱印船資料が採用されていることを例に挙げ「朱印船は教科書に載って、誰でも聞いたことのある言葉だ。他にも尖閣資料は膨大に存在する」と指摘。
 その上で「簡単に言えば歴史はどちらが長いか、分厚いかで国際歴史戦の勝敗は決まる。近代的な領土編入だけにとらわれた展示になるならば、日本は柄の小さな国だと内外に示してしまう。関係者の奮起を望みたい」と述べた。
 移転後の場所は民間ビルの1階で、面積は約700平方メートルに広がる予定。政府は展示を充実させ、来館者を増やしたい考えだ。

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