事故の実態分析 18年「交通白書八重山版」発行 八重山署

島尻署長(左)から辻野会長へ「交通白書八重山版」が贈呈された=14日夕、八重山警察署署長室

 八重山警察署(島尻重美署長)はこのほど、八重山地域の過去5年間の交通事故の実態を分析した「交通白書八重山版」を作成した。島尻署長は14日夕、八重山地区交通安全協会の辻野ヒロ子会長に同白書を贈呈。発行された約100部は今後、関係機関や学校、公民館などにも配布予定。同署は市役所ホームページに掲載されるよう市と相談している。
 同署は昨年、警察署単位では初めてとなる白書を発刊。14年から17年までがまとめてあり、今回は18年のデータが加わった。
 八重山版によると、18年中の管内の人身事故は100件(前年比7件増)で、死者は0人、負傷者は116人。特徴として「交差点事故」「高齢者を第一当事者とする事故」「自転車関連事故」の構成率の高さが県平均を上回ると指摘。物件事故は1853件(前年比83件増)と依然として増加傾向にあり、要因として入域観光客数や車両保有台数の増加が挙げられている。
 島尻署長は贈呈式で「交通安全対策には交通安全教育、交通工学に基づく対策、交通指導取締りの三原則がある。その基本となるのが事故分析」と白書の意義を強調。辻野会長は「関係団体と一体となり、交通事故が一件でも少なくなるように努める」と話した。

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