漂着ごみでアート製作 あすからプロジェクト開始 離島ターミナル

会見後、写真撮影に応じた竹田氏(写真右)と仲程氏。仲程氏が持つ箱がアートスタンドの模型。7月からは、環境に配慮する観光についてのアイディアも募集すると発表した=28日、県庁

 西表島の自然と文化を守るプロジェクトを運営する「アス・フォー・イリオモテ」(竹田尚志代表)は28日午後、県庁で記者会見し、観光客に漂着ごみを集めてもらうプロジェクト「ヤマネコゴミゼロアート」を30日から石垣港離島ターミナルでスタートすると発表した。
 平田観光のチケットカウンター付近に、廃材などで作った畳1畳ほどのアクリル製アートスタンドを設置。観光客が島々の海岸で回収した漂着ごみを帰港時、スタンド内に入れてもらう。回収してもらうのは、約10㌢のスタンド幅よりも小さな漂着ごみ。漂着ごみがスタンドに積み上がっていくことで、アートのようになる。
 会見で、プロジェクトの責任者で石垣出身の写真家・仲程長治氏は、マイクロプラスティックによる海洋汚染などを問題視し「ツーリスト(旅人)たちの手で(ごみを)拾って、アートができないか」と期待した。
 竹田氏は、西表島の動物や自然の保護・文化継承を行う団体へのサポートに活用する基金を創設し、2年で目標金額3000万円以上を目指す考えを示した。仲程氏が制作する予定の環境保護啓発のドキュメンタリー映画(2020年秋公開予定)の費用にも活用する。
 

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