参院選、前哨戦が活発化

「八重山のため勝ち抜く」 安里陣営が事務所開き 石垣
 自民党公認で出馬する新人で元日本青年会議所会頭の安里繁信氏(49)=公明推薦=と、公明が比例で擁立した現職、河野義博氏(41)を支援する「新しい沖縄を創る県民の会八重山連合支部」の事務所開きが15日、石垣市浜崎町で開かれた。安里氏は「八重山のために必ず勝ち抜き、新しい時代をつくりたい」と決意表明した。
 県政と政府の対立で沖縄振興計画の改定作業が停滞していると指摘。「橋渡しを担うべく、志を立てて国政に出る。政府の代弁者ではなく、沖縄の声を中央に届ける。真の平和の1議席を勝ち取りたい」と強調した。
 同支部長の中山義隆市長は「安里氏は沖縄を間違いなく良い方向へ持っていく。河野氏も離島のことを一生懸命訴えている」とあいさつ。同支部の大浜一郎選対本部長、自民党石垣市支部の石垣亨支部長(市議)、公明党八重山連合支部の平良秀之支部長(市議)、同支部の西大舛高旬副支部長(竹富町長)が連帯のあいさつに立ち、八重山で1万4千票獲得を目標に掲げた。最後は全員でガンバロー三唱し、気勢を上げた。

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