「竹富島から県トップを」 小学陸上クラブ監督 嶋英忠さん ユニホーム寄贈で児童を激励

新しいユニホームを着て誇らしげな「嶋さんクラブ」の児童らと、監督の嶋英忠さん(中央)=竹富島、西塘御嶽

 竹富島の小学生陸上クラブ(通称、嶋さんクラブ)の監督、嶋英忠さん(78)がこのほど、同クラブ保護者会(隅田七重会長)にユニホーム上下30セット(約7万円相当)を寄贈した。嶋さんは「竹富島から県トップの選手を出す」と鼻息も荒い。
 北海道小樽市出身の嶋さんは25年ほど前に縁があり竹富島へ移住、観光の仕事をしながら陸上選手としても活躍、「陸上王国八重山」の歴史に名を刻んだ。2002年県マスターズ陸上大会60歳代400㍍62秒58の県記録は、いまだに破られていない。また後継者育成に力を入れ、児童対象の陸上教室を始めて20余年になる。「当初は理解も少なく練習場所にも困った」が、10年ほど前から本格的にユニホームを揃え保護者会も結成、県大会には2度出場し、優勝したこともある。
 現在、会員児童は12人で、週5日、放課後に環状道路などで練習している。嶋さんは「離島はハンディもあるが、小規模ゆえ助け合う精神が高い。練習内容も県の最高レベル。数年以内に再び県優勝も夢ではない」と声を大にして話した。隅田会長は「嶋さんクラブのユニホームは子どもの憧れ」と寄贈に感謝、会員の富本詩葉さん(小2)の保護者、詩野さんは「娘が日々たくましく成長している」と真新しいユニホーム姿の我が子に目を細めていた。(隅田賢通信員)

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