過酷な体験 未来へ継承 石垣市新川 尖閣戦時遭難を慰霊

式辞を述べる遺族会の玻名城健雄副会長=3日、尖閣列島戦時遭難死没者慰霊の碑前

 太平洋戦争末期の1945年7月3日、疎開船2隻が米軍の攻撃を受け、多数の犠牲者や遭難者を出した「尖閣列島戦時遭難事件」の慰霊祭が、事件当日、同時刻の3日午後、新川舟蔵の慰霊碑前でしめやかに執り行われた。
 同遭難者遺族会の玻名城健雄副会長は昨年7月に亡くなった慶田城用武会長の言葉に触れ「国境だからこそ経済交流を通して共存していくことが平和への近道」と紹介し、「過酷な漂流体験を経て生還した人も少なくなってきた。平和な世界の実現を信じ、日々努力することを御霊の前で誓う」と誓いを述べた。

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