恒例の「獅子皮作り」 豊年祭に向け準備 登野城獅子保存会

獅子の皮を作る登野城獅子保存会のメンバー

 登野城獅子保存会(黒島弘会長)は21、22日の2日間、黒島会長宅で恒例の「獅子皮(シィーシィーぬカー)作り」を行い、豊年祭への準備を進めた。
 登野城の獅子2頭は獅子面や胴体が大きく、年数回の獅子舞で、獅子の皮にほころびなどができる。その修復と後進育成を兼ね、小中学生や会員の子どもらに声をかけ、毎年この時期に実施している。
 今回は糸芭蕉約100本を用意。切り出して皮をはぎ、皮を脱穀機で荒削りし、黒島会長や上地和浩顧問の指導の下、子どもたちも一緒に、竹や瓦片で外表皮を丁寧に細かく削った。繊維はガジュマルの灰汁を煮詰めた大釜で茹でた後、取り出して冷水で洗い流し、干して乾燥させた。
 2~3日乾燥させた糸芭蕉は獅子の胴体網部に取り付けられる。修復された獅子は、25日に天川御嶽で行われるとぅぬすく村オンプーリィの獅子舞奉納、26日のムラプーリィ出発前のシィーヅクリで、字民のケガや熱中症防止のための送り出しで使用される。
 同保存会では4年に1度、青桐(アウダレー)での皮作りを行なっている。 

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