廃棄びんリサイクル確立 沖縄初のJIS認定 八重山でも生産計画

JIS認定を示す書類を手にする坪井氏(写真中央左)と経済産業部の本道和樹部長(同右)。写真左が渡嘉敷氏。写真右はトリムリサイクル事業本部の玉那覇毅本部長=24日、沖縄総合事務局

 県内で飲食店を展開する株式会社トリム(坪井巖社長)は24日、沖縄総合事務局で記者会見し、廃棄されるびんを活用したリサイクル資材が製品の品質に関する国家規格であるJIS認定を沖縄で初めて受けたと発表した。また、経済産業省の「新市場創造型標準化制度」を活用し提案されたリサイクル資材としても、全国初のJIS認定になった。同社は八重山でも現地生産できるよう取り組みを進める予定。
 トリムは県内で複数の居酒屋などを運営しており、利用客に酒類を提供後、廃棄されるびんのリサイクルが課題だった。認定を受けた資材「スーパーソル」は廃棄びんを破砕・粉砕、焼成して製造する。
 保水性や排水性などに優れた軽量発泡資材で、多量の水分を吸収・空気中に排出する機能を持つため、道路用資材などへの活用も可能だという。
 トリムは色が違う廃棄びんが混在しても問題なく処理できる全自動の製造用機材で「スーパーソル」を製造する技術を確立。リサイクル効率を向上させたとして経産省に認められた。工場は八重瀬町にある。
 渡嘉敷唯昭常務は「八重山から本島に廃品を運ぶには輸送コストがかかる。技術のフィードバックをしたい」と述べ、石垣島内で生産できるよう取り組みを進めていると説明した。

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