先祖供養のエイサー舞う 明石、地域挙げ盛大に

エイサー演舞を楽しむ観客と、参加者ら=14日夕、明石公民館広場

 石垣島北部地域3大夏祭りのラストを飾る旧盆恒例の明石エイサー祭りが14日夜、明石公民館広場で開催された。老若男女の明石地域出身者がエイサーを舞い、先祖を供養した。地域住民や石垣島内、県内外から来た観光客は、三線の音色や唄者の歌声に合わせ舞う踊り手を眺め、伝統行事を楽しんだ。
 明石集落は、戦後の琉球政府の計画移民政策で、大宜味村や読谷村、首里、大浜町、石垣市など14の地域から63世帯349人が入植し形成され、今年で64年目になる。住民がそれぞれの出身地のエイサーを踊っていたが、入植30周年を節目に型を統一し、現在まで続いている。
 中山義隆石垣市長は「エイサーはお盆に祖先を供養するため踊られた。明石のエイサーは、伝統的な踊り方を継承しており、魅力の一つ」とあいさつ。祭りは、石垣市で唯一の本格的なエイサー祭りだと述べ、地域の発展を祈念した。
 明石公民館の吉川詞剛館長は、地域産業が入植当時と比較して発展したことを挙げ「イモ栽培からサトウキビやパインに移行し、畜産業も行っている」と紹介。観光産業も盛んで、民宿も増え、乗馬体験もできると胸を張り「開拓(移民)2世3世、新しい移民者と共に、皆で頑張る」と力を込めた。

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