国体出場者を激励 野球など4人、奨励金も 八重山郡体協

国体に出場する選手団と八重山郡体育協会の皆さん=4日、市中央運動公園屋内練習場

 八重山郡体育協会(長浜信夫会長)は4日夕、市中央運動公園屋内練習場で、10月に茨城県で開催予定の「いきいき茨城ゆめ国体2019」に出場する沖縄県代表八重山郡選手団4人を激励し、選手団は大会での活躍を誓った。今年度初めて全国大会へ出場する2人には奨励金が贈呈された。
 長浜会長は「郡内の事業者の協力もあって奨励金を手渡すことができた。八重山から応援する人たちの気持ちをくみ取って全国大会で頑張ってほしい」と激励。
 軟式野球に出場する加藤豪一(たけひと)投手(32)は「家族のサポートや周りの支えがあって国体へ出場することができた。1勝でも勝てるように応援よろしくお願いします」と力強く決意表明。同じく軟式野球で出場する山城海投手(27)は「ベスト4以上を目指し、結果を求めてしっかりと頑張ってきます」と意気込んだ。八重山高校3年の下地駿麻君(18)は100㍍走とリレーの陸上競技に出場。「8月のインターハイで準決勝で敗れた悔しさをバネにチーム沖縄に貢献できるよう、八重山代表として自分の力を出して頑張りたい」と雪辱を誓った。
 そのほか、八重山出身のソフトテニス競技に出場する早稲田大学1年の高嶺彩羽さん(19)、軟式野球に出場する石野颯人外野手(23)の紹介もあった。
 奨励金は同協会から1万円が贈呈された。

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