特産品のカジキに笑顔 与那国フェア、那覇で開幕

午後7時前は家族連れが飲食ブースでカジキ料理を購入した=7日午後、タイムスビル

 与那国島観光物産芸能フェア(主催・同実行委員会、沖縄タイムス社)が7日から那覇市のタイムスビルで始まった。与那国島の特産品がずらりと並び、初日は与那国馬との記念撮影会も行われた。8日は午前11時と午後3時の2回、芸能フェスティバルが同ビル3階のステージホールで開催される。
 沖縄タイムス社が実施する「ふるさと元気応援企画」の23回目で、与那国町が参加するのは初めて。13店舗が参加した。当初は6日から8日までの3日間だったが、台風の影響で7日から開催された。初日となった7日は、多くの家族連れでにぎわった。

 与那国馬との記念撮影は午後2時から1時間ほど行われ、60組約180人が参加。7割から8割が家族連れで、タイムスビルの屋外に設けられた特設ステージで馬と一緒に写真を撮った。
 与那国町漁業協同組合の嵩西茂則組合長は「郷友会の関係者が多く来場してくれた。感謝したい」と笑顔。飲食コーナーで提供する特産品のカジキマグロを使った料理に自信を見せた。
 午後6時過ぎに来場した東江達さん(55)は缶ビールを手にカジキ料理や牛汁を楽しみ「コラーゲンが多く、おいしい」と上機嫌だった。

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