しまくとぅばは「島の心」 3市町の出場者ら熱弁 うるま市

しまくとぅば語やびら大会では、スピーチを行った参加者が努力をたたえられ表彰された。村松さんは最後列の右から3人目、石垣さんは中列右から2人目、大島君は最前列の右から2人目=14日午後、うるま市民芸術劇場

 第25回しまくとぅば語やびら大会(主催・沖縄県文化協会)が14日午後、うるま市民芸術劇場で開催され、八重山からは、村松稔さん、大島千佳君、石垣金星さんら3人が出場した。また、同大会前には、第7回しまくとぅば県民大会が開かれ、各地域の方言の普及に貢献した個人や団体が表彰された。
 しまくとぅば県民大会と、しまくとぅば語やびら大会は、県内で使われる回数が減少している沖縄方言「しまくとぅば」の普及と存続を目的に行われる事業の一環として実施された。
 語やびら大会では、県内の各市町村から代表者が集まり、地元に伝わるそれぞれの「しまくとぅば」でスピーチした。
 与那国町の村松さんは、愛知県出身で18歳の時に町に移住した経緯を振り返り、与那国の「しまくとぅば」を忘れてはいけないと訴えた。
 石垣市を代表して大浜小5年の大島君が、亡くなった祖父から大浜地区の「しまくとぅば」を教わった思い出を紹介した。
 竹富町西表島のの石垣さんは「しまくとぅば」と芸能文化については「島の心と魂」と表現。稽古を繰り返す必要があると訴えた。
 第7回しまくとぅば県民大会では、竹富町の又吉智永さん、与那国町の米城惠さん、石垣市文化協会が、「しまくとぅば」の普及に貢献したとして表彰された。

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