駐留意義に理解深める 嘉手納基地が初の学生ツアー

説明した兵士と記念撮影した学生たち=23日午前、嘉手納基地

 在沖米空軍の第18航空団は23日、県内の大学や専門学校に通う学生を対象に嘉手納基地を案内する体験ツアーを実施した。琉球大、沖縄国際大などの学生約20人が参加し、整備中の戦闘機を見て回った。「米軍が駐留する意義が分かった」などという声が上がった。
 ツアーは日米同盟の役割を一般に理解してもらうことが目的。学生たちは、基地司令部や戦闘機、救難ヘリコプターの格納庫などを午前中に見学した。空中給油機に搭乗する兵士や戦闘機のパイロットが機材を前に説明した。
 学生たちは、正午に基地内のフードコートで兵士も交えて昼食を取った。
 昨年、在沖米軍は陸、海、空、海兵隊の4軍合同で基地見学ツアーを開催した。空軍単独での学生向けツアーは今回が初開催。SNSで参加者を募集した。
 天久祐さん(21)は「基地の外に住んでいると、米軍人との関わりは少ない。米軍の活躍をニュースで見る機会も少ない」と指摘した上で「基地に入って、米軍の駐留や任務、平和維持活動の意義が分かった」と話した。銘苅安梨沙さん(22)は「軍人さんには日本語を話せる人が多く、会話が楽しかった」と振り返った。

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