緊張の審査始まる 八重山古典音楽コンが本番

 第42回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会)の審査が5日、石垣市民会館中ホールで始まった。この日は、筝曲、笛、太鼓の全ての賞と、三線のあやぱに賞・新人賞の一部の審査が行われた。今年は三線の部に129人、筝曲6人、笛14人、太鼓14人の計163人が難関に挑戦。挑戦者たちは緊張感に包まれた会場で、日ごろの成果を披露した。
 会場外では審査前の挑戦者が最後の最後まで練習。審査を終えた挑戦者たちは本番を振り返っていた。
 優秀賞に挑戦した孫明流太鼓の会波照間恒賢研究所の波照間清子さん(52)は「コンクールをやっていくうちに自分の腕を上げていかないといけない」と意気込んだ。
 同コンクールは音楽の正しい保存・発展を目的としている。6日には三線の新人賞、11日から13日の3日間は、三線の優秀賞・最高賞の審査が行われる。

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