住民らショックと落胆 カメラマンの大塚さん 首里城火災

燃え上がる首里城が、上空を真っ赤に染めた=10月31日早朝4時すぎ、那覇市平良町の大塚勝久さん自宅から(大塚さん撮影)

 首里城で火災、「正殿」全焼のニュースは、地元の地域住民に強い衝撃を与えた。那覇市平良町に住む写真家の大塚勝久さんは、「自宅マンションから首里城は間近。燃え上がる炎で、上空は真っ赤だった」と、生々しい光景を興奮ぎみに話した。
 当時徹夜で原稿書きを終えた大塚さんは、深夜4時ごろテレビの速報ニュースで火災を知り、三脚据えて夢中でシャッターを切ったという。「思えば30年前、離島取材の拠点として、琉球王朝の象徴である首里城近くに好んで居を移しましたが、ほまれ高い文化までが崩壊していくようで、涙が止まりませんでした」と心境を吐露した。

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