津波災害で伝承碑に 明和大津波慰霊塔と津波大石

大浜の津波大石㊧、宮良の明和大津波遭難者慰霊之塔㊨(国土地理院提供)

 11月5日の「世界津波の日」に合わせ、国土地理院は10月31日、津波災害関連の自然災害伝承碑を新たに27基追加公開。5日から同院ウェブ地図に掲載される。沖縄からは石垣市宮良の明和大津波遭難者慰霊之塔と同市大浜の津波大石の災害伝承碑。
 同慰霊の塔は1771(明和8)年4月24日に石垣島南東沖を震源とするマグニチュード7・4の地震による大津波で、先島諸島に甚大な被害をもたらした。八重山諸島では死者・行方不明者が9313人に上った。
 津波大石は発生年等不明だが、年代測定調査で現在の場所に移動したことが分かっている。明和大地震以前にも大きな津波がこの地を襲ったという教訓的な要素もある。
 津波災害の記憶を後世に伝える貴重な資料として新たに公開され、先人の過去の教訓を防災に活用させるのが目的。津波災害関連の自然災害伝承碑は既に105基が公開されている。
 今回の追加公開により、同地理院地図における自然災害伝承碑の公開数は、43都道府県120市区町村の372基となった。

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