カテゴリー:視点

  • [視点]最先端の研究や仕事を沖縄で

     本土から遠く離れた沖縄でも、最先端の仕事や研究ができる時代が到来しようとしている。「人の価値は生まれた場所によって決まるものではない。いかに努力し自分を磨くかによって決まる」とは石垣市出身の元早稲田大総長、大濵信泉の名…
  • 【視点】消費税、各党の政策吟味を

     参院選は消費増税の是非も争点だ。社会保障の強化や財政健全化に向け10月の消費増税を決めた自民、公明に対し、野党各党は経済への悪影響などを懸念して増税反対を訴え、激しい論戦を展開している。  少子高齢化が進み、年金制度…
  • 【視点】憲法 参院選契機に論議を

     安倍政権が掲げる憲法改正の是非は、参院選の大きなテーマの一つだ。米軍基地問題も国のあり方から問わないと、根本的な解決の糸口は見い出せない。与野党とも参院選を契機に、国民や県民に分かりやすい形で堂々と考えを提示してほしい…
  • 【視点】県政と離島 深まる溝

     玉城デニー県政と宮古、八重山の溝が深まっている。県議会6月定例会でも、野党から「県は離島軽視だ」と厳しい指摘が飛び出した。保守、革新などという政治的スタンスの違いにとどまらず、県政の離島に対する向き合い方が問われている…
  • 【視点】参院選 沖縄は経済人と学者対決

     参院選が4日公示される。野党は32の改選1人区にすべて統一候補を擁立し、与党と対決するが、このうち最も注目される選挙区の一つが沖縄だ。野党統一候補で琉球大名誉教授の高良鉄美氏と自民公認で公明、維新が推薦する前シンバホー…
  • 【視点】食品ロス削減、変わる社会構造

     まだ食べられる食品が廃棄されてしまう「食品ロス」の削減を目指す「食品ロス削減推進法」が5月24日、国会で成立した。6月には石垣市で、不要な食品を困窮者などに回す「フードバンク」が民間の法人によって新たに設立され、食品ロ…
  • 【視点】日米安保 米国と沖縄に不満も

     「日米安全保障条約は不公平」―。20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)のため来日中のトランプ米大統領は記者会見で、重ねて不満を口にした。膨大な基地負担を背負う沖縄県民からすれば「不公平感を持っているのはこっちだ」…
  • 【視点】沖縄の品位下げた追悼式

     沖縄戦犠牲者の冥福を祈る県の沖縄全戦没者追悼式は、今年も米軍普天間飛行場の辺野古移設断念を訴える知事の政治ショーと化した。安倍晋三首相に浴びせられた罵声も、御霊の安らかな眠りを妨げなかっただろうか。このような行為を、間…
  • 【視点】子どもに悪影響及ぼす貧困

     県が子どもを取り巻く家庭環境や経済状況を把握しようと、今月まとめた2018年度県小中学生調査報告書からは、家庭の貧困が子どもの成長に悪影響を及ぼしている実態が浮かび上がった。経済の底上げを着実に進め、貧困に苦しむ子ども…
  • 【視点】あす慰霊の日、平和で安全な沖縄に

     沖縄戦で犠牲になった軍民20万人の御霊に思いをはせ、戦争を知らない未来の世代へ平和のたいまつを引き継がなくてはならない。あす6月23日、沖縄は74回目の「慰霊の日」を迎える。  沖縄県民の心深くに刻まれた戦争への嫌悪…
  • 【視点】いたちごっこの待機児童問題

     待機児童解消に向け、各自治体は認可保育施設の増設や定員拡大などに取り組んでいるが、いたちごっこの状況が続いている。県が発表した今年4月1日現在の待機児童数は1702人で、前年度より168人減少したものの、依然「ゼロ」に…
  • 【視点】いつまで対立を続けるのか

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡り、玉城デニー知事は18日開会した県議会6月定例会に、国を提訴するための議案と弁護士費用約689万円の補正予算案を上程した。翁長雄志前知事時代から続く県と国の訴訟合戦は、もはや見慣れた光…
  • 【視点】沖縄と香港 全く環境が違う

     香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する住民運動は、日本でも連日大きく報道されている。香港での街頭デモには強く共感するが、沖縄の基地反対派が「条例改正を求める中国政府の強権的な姿勢は…
  • 【視点】「団塊ジュニア」の奮起求める

     政府は11日の経済財政諮問会議に提示した経済財政運営の指針「骨太方針」案で、バブル崩壊後の厳しい雇用環境の時期に就職活動を行った「就職氷河期世代」の支援プログラムを盛り込んだ。就職氷河期世代のうち困難な状況にある約10…
  • 【視点】存在感発揮する日本外交

     日本外交が存在感を発揮している。米国とイランの間で一触即発の危機が高まり、全世界が中東情勢を注視する中、安倍晋三首相がイランを訪問し、ロウハニ大統領、ハメネイ師と相次いで会談、緊張緩和を働き掛けた。首相とトランプ米政権…
  • 【視点】「人生100年時代」の覚悟を

     金融庁の金融審議会は3日、長寿化による「人生100年時代」に関する報告書で、年金だけでは老後の資金を賄えず、95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要になると試算した。これに対し批判が相次ぎ、政府が事実上、報告書の…
  • 【視点】「自分一人が幸せ」でいいのか

     兄弟姉妹の子どもたちが両親と楽しく食卓を囲む団らんの風景も、もはや日本では見られなくなってしまうのかも知れない。女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す2018年の合計特出生率は1・42となり、3年連続で減少した。今…
  • 【視点】「最長」視野の政権と沖縄

     安倍晋三首相は6日、第1次内閣からの通算在職日数が2720日となり、初代首相を務めた伊藤博文と並んで歴代3位となった。このまま行けば8月には戦後最長の佐藤栄作、11月19日には戦前を通じて最長の桂太郎と並び、憲政史上最…
  • 【視点】社会との絆が「生きがい」に

     中高年のひきこもり問題が注目を集めている。神奈川県川崎市の殺傷事件を起こした51歳の男が「ひきこもり」の状態にあったと報道され、この事件の影響で76歳の元農水事務次官が、ひきこもり状態にあった44歳の長男を刺殺した。ひ…
  • 【視点】中国の暴力体質 尖閣で歴然と

     中国共産党・政府の暴力的な体質を、世界にまざまざと示した事件だった。  中国当局が学生らの民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から4日で30年。世界第2位の経済力をつけ、アジアの「超大国」と化した現在でも、…

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