カテゴリー:視点

  • 【視点】沖縄の危機こそ訴えるべきだ

     玉城デニー知事は17日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会に出席するため、沖縄から出発した。同理事会で18日にも演説し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴える。だが今、沖縄から広く、国際社会に発信すべきは、本来…
  • 【視点】辺野古敗訴 県は対立に終止符を

     米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古の地盤改良工事を巡る訴訟で、最高裁は4日、県の上告を棄却した。地盤改良工事の設計変更を不承認とした県に対し、国土交通相が出した「是正指示」を適法とした福岡高裁那覇支部の判決が確定。…
  • 【視点】中国の恫喝 毅然と対峙を

     東京電力福島第1原発の処理水放出に対し、中国が対抗措置として日本産農水産物の輸入禁止を打ち出すなど、日中間の緊張が高まっている。  日本国内には中国からと見られる迷惑電話が相次ぎ、中国では日本大使館、日本人学校への投…
  • 【視点】食料自給率低迷 平時から方策を

    台風6号の影響で石垣島に向かう貨物船が止まり、島内の大型スーパーでは食料品の棚が一斉に空になった。台風の影響が長期化すると、肉、野菜、加工品など、さまざまな食料品が次々と入手困難になっていった。私たちの食生活が島外からの…
  • 【視点】教訓踏まえ平和守る行動を

     終戦記念日の15日、犠牲になった310万人の御霊を慰め、平和への思いを新たにしようと、各地でさまざまな行事が催される。  熾烈な地上戦があった沖縄では、6月23日の「慰霊の日」を中心に沖縄戦を振り返る諸行事があるが、…
  • 【視点】麻生氏発言 平和のため「戦う覚悟」を

    自民党の麻生太郎副総裁(元首相)が訪問先の台湾で講演し、台湾有事を起こさせないため、抑止力を機能させる覚悟が求められているとして「戦う覚悟」の必要性を強調した。 中国が台湾に侵攻すれば、台湾に近い沖縄、八重山に大きな影…
  • 【視点】有意義な夏休みにしよう

     小、中学校と高校は先月下旬から夏休みに入った。子どもたちにとっては、2学期まであと20日以上の自由時間が残っている。宿題もあるだろうが、大部分をただ目の前の遊びに費やすのではなく、将来に役立つ有意義な期間にしたい。 …
  • 【視点】離島の国民保護 検討加速を

     台湾に近い八重山諸島では、台湾有事が勃発した場合、中国の標的になるのではという懸念が高まっている。松野博一官房長官は就任後初めて八重山を訪問し、石垣市、竹富町、与那国町の3市町長から、有事の際、住民の避難施設となるシェ…
  • 【視点】中国との交流 政治的リスク大きい

     日本政府による東京電力福島第1原発処理水の海洋放出計画に反発する中国政府が、今月から日本産の輸入海産物に対する全面的な放射線検査を始めた。このため現地の日系企業が輸入した大量の水産物が中国の税関で留め置かれ、1億円の被…
  • 【視点】返礼品に「尖閣」漁の活性化期待

    石垣市が8月から、尖閣諸島周辺海域で獲れた「尖閣アカマチ」をふるさと納税の返礼品に加える。返礼品に尖閣ブランドが採用されるのは初めてだという。停滞している尖閣諸島周辺海域での漁を活性化する効果が期待されそうだ。 尖閣諸…
  • 【視点】知事訪中「外交」に値せず

    玉城デニー知事が日本国際貿易促進協会のメンバーと訪中し、李強首相と面会した。中国艦船が石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返し、地元の漁業者を脅かしていることが日中間の大きな問題になっているが、知事が尖閣に言及することは…
  • 【視点】市民目線が欠落している

     行政は常に市民の目を意識し、市民と同じ目線に立って進めなくてはならない。だが石垣市が新任課長との意見交換会で配布した資料には、議会答弁について「一般的に、与党であれば前向き・積極的な答弁となり、野党であればその反対にな…
  • 【視点】慰霊の日 沖縄の守り万全に

    「命どぅ宝」という沖縄でよく知られた言葉を改めて深く胸に刻む日である。きょう23日は沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結した日とされる「慰霊の日」だ。 太平洋戦争末期の熾烈な沖縄戦で、軍民合わせて約20万人余が犠牲になっ…
  • 【視点】少子化対策 実行に移せるかが課題

     少子化が加速している。厚生労働省が発表した2022年の人口動態統計では、女性一人が一生に産む子どもの推定人数である合計特殊出生率が1・26となり、過去最低の水準と並んだ。  このまま子どもの数が減少すれば日本の人口も…
  • 【視点】離島防衛に課題突き付け

     日本の離島防衛に大きな課題が突き付けられた。北朝鮮の「人工衛星」と称するミサイルが5月31日朝、発射されたのに、自衛隊は迎撃のため1カ月も前に石垣島に搬入した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を南ぬ浜町に展開できず、…
  • 【視点】台風とミサイル 八重山緊迫

     台風とミサイルの「ダブル襲来」も有り得る状況だ。八重山が緊迫している。  気象庁によると、先島諸島は31日以降、台風2号の暴風域に入る可能性がある。十分な警戒が必要だ。  一方、北朝鮮は31日から6月11日までの間…
  • 【視点】日本がリーダーシップ示した

     21日閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は、ホスト国である日本が国際社会で存在感を発揮した久々の機会となった。注目すべきは首脳声明で「国際社会の安全と繁栄に不可欠な台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認する」…
  • 【視点】国境の島 早急な防衛強化を

     防衛省が陸上自衛隊与那国駐屯地に地対空ミサイルを配備する計画の住民説明会を開いた。2023年度に駐屯地東側の約18㌶を取得し、訓練場、隊庁舎、火薬庫、覆道射場を設置する予定だ。  与那国島は、中国の軍事的圧力にさらさ…
  • 【視点】自衛隊配備「負担」ではない

     沖縄の日本復帰から15日で51年となった。昨年は復帰50年という大きな節目が全国的に話題だった。今年は石垣島で陸上自衛隊の駐屯地が開設されたことなどを念頭に、沖縄の「基地負担」が増えていると喧伝する報道がある。  だ…
  • 【視点】改憲、沖縄から率先して発信を

     3日は76回目の憲法記念日となる。国会は憲法審査会で憲法の在り方を議論しているが、与野党で意見が割れた状況が続き、改憲に向けた具体的な動きは見えないままだ。  改憲を巡って最大の関心事は、戦力の不保持を定めた憲法9条…

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