カテゴリー:視点

  • 【視点】日本がリーダーシップ示した

     21日閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は、ホスト国である日本が国際社会で存在感を発揮した久々の機会となった。注目すべきは首脳声明で「国際社会の安全と繁栄に不可欠な台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認する」…
  • 【視点】国境の島 早急な防衛強化を

     防衛省が陸上自衛隊与那国駐屯地に地対空ミサイルを配備する計画の住民説明会を開いた。2023年度に駐屯地東側の約18㌶を取得し、訓練場、隊庁舎、火薬庫、覆道射場を設置する予定だ。  与那国島は、中国の軍事的圧力にさらさ…
  • 【視点】自衛隊配備「負担」ではない

     沖縄の日本復帰から15日で51年となった。昨年は復帰50年という大きな節目が全国的に話題だった。今年は石垣島で陸上自衛隊の駐屯地が開設されたことなどを念頭に、沖縄の「基地負担」が増えていると喧伝する報道がある。  だ…
  • 【視点】改憲、沖縄から率先して発信を

     3日は76回目の憲法記念日となる。国会は憲法審査会で憲法の在り方を議論しているが、与野党で意見が割れた状況が続き、改憲に向けた具体的な動きは見えないままだ。  改憲を巡って最大の関心事は、戦力の不保持を定めた憲法9条…
  • 【視点】PAC3展開 自衛隊は万全体制を

     北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射に向けた動きを見せていることを受け、浜田靖一防衛相が破壊措置準備命令を出し、石垣島や与那国島などで空自の地対艦誘導弾パトリオット(PAC3)展開が慌ただしく進んでいる。  北朝鮮…
  • 【視点】テロ続発は民主主義の自殺

     岸田文雄首相が衆院和歌山1区補選の応援で訪れていた和歌山市で、24歳の男が首相を狙って爆発物のようなものを投げ付ける事件が起きた。首相は無事で、集まった人々にも大きなけがはなかったが、破壊力のある爆弾が爆発していれば大…
  • 【視点】憲法は平和に役立っているのか

     中国軍は8日から3日間、台湾周辺で軍事演習を行い、空母「山東」を動員するなど、台湾に露骨な圧力を加えた。台湾に近い八重山でも懸念が広がった。中国の軍事行動は地域の緊張をいたずらに高めており、断じて容認できるものではない…
  • 【視点】「沖縄ヘイト」は存在しない

     県議会は2月定例会最終本会議で「差別のない社会づくり条例」を賛成多数で可決した。人種や出身国などを理由とした差別的言動である「ヘイトスピーチ」を防止するための条例だ。  条例では県に対し、差別解消のため施策を講じるべ…
  • 【視点】駐屯地開設 安全守る画期的一歩

     陸上自衛隊石垣駐屯地が16日発足した。八重山の島々と住民の安心安全を守る上で画期的な一歩であり、八重山住民として高く評価する。沖縄・八重山を取り巻く国際情勢の緊迫化を考えると、ここに至る歩みは遅すぎたほどだった。  …
  • 【視点】大震災12年 離島でも問われる覚悟

     東日本大震災からきょうで12年を迎える。あの日の衝撃の記憶はいまだに生々しいが、津波や地震といった災害への警戒感は、震災直後に比べ、どこか緩みつつあるようにも感じる。悲劇の記憶をどう継承していくかが課題だ。  201…
  • 【視点】防衛産業の活性化で成長を

     岸田文雄政権は2023年度から5年間で防衛費を43兆円に増額し、国内総生産(GDP)の2%規模とする方針だ。低迷が続く日本経済だが、政府の「巨額投資」を起爆剤に防衛関連産業を活性化させ、他産業への波及効果を含め、経済全…
  • 【視点】「有事」の不安 現実主義で対処を

     「戦争が起こるかも」という沖縄県民の不安が急激に高まっている。最近は新聞やテレビで「台湾有事」という言葉に接しない日はない。台湾は八重山と目と鼻の先にある。八重山住民が災害に備えるのと同じような気構えで、周辺有事の可能…
  • 【視点】イデオロギーより離島振興を

     玉城デニー知事は2023年度所信表明演説で「県経済と県民生活の再生」「子ども・若者・女性支援施策の充実」「辺野古新基地建設反対・米軍基地問題」の3点を重点的に取り組む大項目として掲げた。  八重山住民にとっての関心事…
  • 【視点】「UFO騒ぎ」では済まされない

     中国の偵察用気球が米国上空で発見され、バイデン大統領の命令で出動した米戦闘機が4日、南部サウスカロライナ州沖で気球を撃墜した。政府によると、日本でも2020年と21年に東北地方でこの気球と酷似した飛行物体が目撃されてい…
  • 【視点】市の尖閣調査 領土守る意義大

     石垣市が1月29、30の両日、尖閣諸島周辺で海洋調査を実施した。昨年に続く2回目の調査で、中山義隆市長、東海大の山田吉彦教授らが調査船に乗船した。  石垣市の調査は、尖閣諸島が日本の領土であり、石垣市の行政区域である…
  • 【視点】離島医療の人材難 早急に戦略を 

     八重山で人工透析医療を行っている3病院で医療従事者が不足し、新たな患者の受け入れが困難になっている。人工透析医療に限らず、離島の医療従事者確保は古くて新しい課題だ。八重山でも過去、たびたび専門医が不足したり、不在になっ…
  • 【視点】防衛強化、批判する相手が違う

     政府が進める防衛力強化に対し、玉城デニー知事の批判的な姿勢が目立っている。  反撃能力(敵基地攻撃能力)保有などを盛り込んだ政府の安全保障3文書改定を巡り、玉城知事は「詳細が明らかにされないまま閣議決定され、非常に残…
  • 【視点】自衛隊増強 県民守る最善策

     防衛省が沖縄の陸上自衛隊を増強する方向で検討している。尖閣諸島問題の緊迫化、台湾有事の可能性など、沖縄を取り巻く国際情勢を考えると妥当な判断だ。  県民からは米軍基地の縮小と負担軽減を求める声が強い。一方で沖縄が他国…
  • 【視点】対中 自由と人権訴える気骨を

    岸田文雄首相は17日、中国の習近平国家主席とタイで会談した。尖閣諸島(石垣市)周辺海域で中国艦船が領海侵入を繰り返している問題への懸念を表明。台湾海峡の平和と安定の重要性も強調した。 日中が首脳レベルで意思疎通を重ね、…
  • 日米連携 与那国でも強化を

     日米共同統合演習「キーンソード23」(10日~19日)の一環として、陸上自衛隊与那国駐屯地でも日米部隊間の連絡調整所設置訓練と、航空自衛隊輸送機による装備品輸送訓練が行われる。与那国駐屯地を米軍が使用するのは2016年…

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