カテゴリー:視点

  • 【視点】「辺野古」政争の具いつまで

     玉城デニー知事は25日、米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古沿岸部の軟弱地盤を改良するため、沖縄防衛局が申請した設計変更を認めないと表明した。国、県が新たな法廷闘争に突入することは必至の情勢だ。  玉城知事は設…
  • 【視点】立憲代表選 問われる党の軸足

    立憲民主党の代表選はきょう19日告示、30日投開票される。衆院選敗北の責任を取って辞意を表明した枝野幸男代表の後任選びで、現時点で泉健太政調会長(47)、逢坂誠二元首相補佐官(62)、西村智奈美元厚労副大臣(54)、小川…
  • 【視点】沖縄で重要性増す自衛隊

     沖縄では若い世代を中心に、自衛隊の活動に対する支持が広がっている。在沖米軍に対する県民感情が依然厳しい中、米軍の役割も肩代わりする形で、自衛隊は県民の命や財産を守る活動を拡大させる必要がある。  陸、海、空自衛隊の統…
  • 【視点】感染改善 経済再開の絶好機に

     全国の新型コロナウイルス感染が急速に下火になっており、沖縄も改善が著しい。検査での陰性証明やワクチン2回接種証明を活用しながら、経済を本格的に再開させるべき時期が到来しつつある。  緊急事態宣言の解除後、八重山でも市…
  • 【視点】陸自配備 衆院選結果も追い風に

     防衛省が石垣島で進める陸上自衛隊配備の是非も、衆院選で争点の一つとされた。  当選した自民党の西銘恒三郎氏は日本を取り巻く厳しい安全保障環境を指摘し、配備に賛成した。対立候補である立憲民主党の金城徹氏は「住民合意のな…
  • 【視点】衆院選で「オール沖縄」失速

     10月31日投開票された衆院選で、玉城デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力と自公は、4つの選挙区で2勝2敗となった。  「オール沖縄」勢力は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を旗印に、保革を糾合した政治勢力とし…
  • 【視点】辺野古 噛み合わぬ与野党の主張

     衆院選では外交や安全保障のあり方も与野党の大きな対立軸になっている。特に沖縄では、米軍普天間飛行場の辺野古移設に焦点が当たる。移設を容認する自民党候補に対し、移設反対を政策の柱に据える「オール沖縄」勢力の候補が対峙する…
  • 【視点】「分配」の前に成長戦略を

     衆院選でとりわけ有権者の関心が高いテーマの一つが経済政策だ。短期的には新型コロナウイルス禍で苦境に陥った個人や事業所への支援策、長期的には低迷にあえぐ日本経済の立て直しと成長戦略が問われている。キーワードになっているの…
  • 【視点】尖閣上陸 地元の熱意に意義がある

     尖閣諸島に新たな字名を刻んだ標柱を設置するため、石垣市が9月3日、菅義偉政権に行った上陸申請は同28日、不許可とされた。菅氏退陣のあとを受けて就任した岸田文雄首相も今月日、日本維新の会の衆院代表質問に対し「総合的に勘…
  • 【視点】苦境に陥る「オール沖縄」県政 

     今月4日に就任3年を迎えた玉城デニー知事が苦境に立たされている。経済界や政界で、自身を支える政治勢力「オール沖縄」から離脱する動きが相次いでいるためだ。  「オール沖縄」勢力の一角を担ってきた県議会の赤嶺昇議長は13…
  • 【視点】きょう解散 求められる沖縄の未来図

     衆院はきょう14日解散され、19日公示、31日投開票の総選挙が事実上始まる。衆院議員の任期満了は21日で、現憲法下で初めて任期満了越えの選挙となる。  岸田文雄政権は、4日の発足から1カ月足らずの短い期間で国民の審判…
  • 【視点】台湾への威嚇 県民も注視を

     中国が、台湾の防空識別圏への戦闘機などへの侵入を激化させている。背景には台湾のTPP(環太平洋連携協定)加入申請や、沖縄周辺での日米共同訓練への反発があると推測されているが、力にものを言わせた威嚇行為であることは間違い…
  • 【視点】9・11テロ20年 激変した世界

     2001年9月11日の米国同時多発テロから20年。「世界を変えた」と言われた事件の衝撃は今なお尾を引いているが、米国の主戦場は現在、「テロとの戦い」から「中国との覇権争い」へと変わった。9・11テロの歴史的意義も見直し…
  • 【視点】ゴルフ場を八重山の財産に

    株式会社ユニマットプレシャスが石垣市で進めるゴルフ場建設計画が着工に向けて前進している。地域未来投資促進法に基づいて石垣市が策定した土地利用調整計画に8月末、県が同意し、予定地の農振除外や農地転用が実現する見通しになった…
  • 【視点】懸念される離島の感染拡大

     八重山を襲った新型コロナウイルス「第5波」でとりわけ懸念されるのは、石垣市だけでなく小規模離島の竹富町、与那国町でも連日感染者が確認されていることだ。特に与那国町の特別養護老人ホームでクラスター(感染者集団)と見られる…
  • 【視点】自立の覚悟求められる沖縄

     沖縄振興特別措置法が来年3月で期限切れとなることを受け、内閣府が「新たな沖縄振興策の検討の基本方向」を発表した。「今一度、法的措置を講じ沖縄振興策を推進していく必要がある」と指摘しており、河野太郎沖縄担当相は22年の通…
  • 【視点】民主主義を直撃するコロナ

     新型コロナウイルス「第5波」が驚異的な勢いで沖縄を呑み込んでいる。20日から旧盆入りするが、帰省客などで人の移動が活発化すると感染爆発に拍車が掛かりかねない。県は今年の旧盆について、同居家族のみで静かに過ごすよう呼び掛…
  • 【視点】アフガン民主政権が瓦解

     アフガニスタンで反政府勢力タリバンが首都カプールを制圧し、勝利宣言した。2001年の「9・11テロ」をきっかけに米国などが侵攻し、タリバンを排除して樹立した民主主義政権はあっけなく瓦解した。  タリバンは1996年に…
  • 【視点】満身創痍だが価値ある五輪

     東京五輪では八重山関係選手も活躍した。とりわけ印象深いのは、野球日本代表メンバーで石垣市出身の平良海馬選手が八重山勢初のメダリストになったことだ。それも金メダルである。登板機会は短かったが、世界の舞台で堂々と投球を披露…
  • 【視点】今後の八重山の政局に大きな影響

     任期満了に伴う与那国町長選が8日投開票され、無所属新人で元町議会議長の糸数健一氏が自民公認、公明推薦の前町議会議長、前西原武三氏、元町議の池間龍一氏を破って初当選した。  糸数氏は4期16年続いた外間守吉町政からの路…

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