カテゴリー:コラム

  • 【視点】玉城県政、理想論より現実の結果を

     玉城デニー知事は17日の定例記者会見で、有識者が知事に政策を提言する「万国津梁会議」の初会合を30日に開催すると発表した。「人権・平和」分野の会議で、在沖米軍基地の整理縮小を重点的に議論する。4回程度の会合を予定してお…
  • 【視点】教えられる「優しさと勇敢さ」

     沖縄の高校生を巡る心温まるニュースが相次いでいる。人の優しさや、勇気について改めて考えさせられるエピソードだ。  与那国島出身で、那覇市の高校2年生崎元颯馬さん(17)は4月、伯父の葬儀に参列するため島に帰ろうとして…
  • 【視点】陸自住民投票で与野党対立

     石垣市議会の特別委員会が14日、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票条例案を否決した。同条例案は6月定例会の本会議でも採決され、最終的な結論が出る。  この日の会合では、住民投票を必要、不要とする…
  • 【視点】復帰47年「差別論」で未来は開けず

     国境といえば「辺境の地」というイメージだが、沖縄は今やアジア有数の国際リゾート地として成長が期待される地域だ。日本という国のふところの深さを改めて感じる。  沖縄は15日、47回目の復帰記念日を迎えた。本土との経済格…
  • 【視点】「辺野古」に偏らない選挙戦を

     夏の参院選に向け、玉城デニー知事を支援する県政与党が琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)、県政野党の自民党がシンバホールディングス会長の安里繁信氏(49)=公明推薦=をそれぞれ擁立した。両氏の一騎打ちになる可能性が大きく…
  • 【金波銀波】「中国経済は安定しており…

     「中国経済は安定しており、外部からのプレッシャーにも耐えられる」―。中国国営テレビのニュース番組が連日、当局のこんな声明を紹介し、自国経済の「力強さ」をアピールしている。米中の貿易摩擦による国民の不安を抑え込む狙いがあ…
  • 【視点】陸自配備、環境に配慮し着実に

     石垣島への陸上自衛隊配備計画が進む平得大俣地区の駐屯地建設予定地周辺で国の特別天然記念物カンムリワシの営巣が確認された。沖縄防衛局は現在、突発音を出すような工事は控え、カンムリワシの繁殖に影響のない工法、工程で工事を実…
  • 【視点】韓国と二重写しになる県政

     韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任して10日で2年となった。「平和」「正義」といった耳あたりのいい言葉を掲げて南北融和や歴史問題清算などの政策を進めているものの、周辺国の視線は冷ややかで、日韓関係に至っては過去…
  • 【視点】北朝鮮問題 遠い国の話か

     北朝鮮を巡る情勢がまた慌ただしくなった。北朝鮮は4日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長立ち会いの下、日本海上で火力打撃訓練を行ったと報じ、垂直に打ち上がるミサイルの写真を公開した。専門家の間では短距離弾道ミサ…
  • 【視点】子どもの日 喫緊の課題は少子化

     ニュージーランドのアーダーン首相が長年のパートナーであるアナウンサーの男性と結婚すると報じられた。首相は昨年6月に長女を出産したばかりで、結婚相手は「専業主夫」として家庭を守るという。ほほえましい話だが、日本にも何かの…
  • 【金波銀波】翁長雄志前知事が那覇市長時代に…

     翁長雄志前知事が那覇市長時代に残した平成の負の遺産と言っていいだろう。那覇市が儒教の祖・孔子をまつる「孔子廟」を設置するため、市有地の公園を管理団体の久米崇聖会に無償貸与していることが地裁、高裁で違憲と判断された◆憲法…
  • 【視点】「令和」にふさわしい憲法像は

     72年間で国内外の情勢は大きく変化したが、憲法は一言一句たりとも変わっていない。憲法とはそもそも頻繁に改正されるべきものではないとも言えるが、いわば耐用年数が切れた部品も修理されないまま「令和」に突入してしまった感もあ…
  • 【視点】令和の沖縄を展望する

     平成の沖縄は、オンリーワンの存在感を発揮してきた。令和の時代は勢いをさらに発展させ、オンリーワンであると同時に、ナンバーワンの力強さを獲得したい。  観光客は1千万人時代が目前だ。沖縄本島だけでなく宮古、八重山の各離…
  • 【視点】平成の沖縄を振り返る

     沖縄ブランドが世界に飛躍し、県民が誇りと自信を深めた30年だった。  経済的発展は著しい。2018年度の入域観光客数は999万9千人で、1千万人が目前に迫った。国内大都市から続々と観光客が押し寄せているが、クルーズ船…
  • 【視点】知事の中国傾斜 必要性あるのか

     玉城デニー知事は16日~19日、日本国際貿易促進協会(会長・河野洋平元衆院議長)に同行して訪中した際、面談した胡春華副首相に対し、中国主導の経済圏構想「一帯一路」について「日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と提…
  • 【提言】新元号「令和」に思う 参議院議員 山田宏

     5月1日より「令和」という新しい元号となります。ご存じのようにこれまで「元号」は、漢籍(中国の古典)からのみ選ばれてきましたが、今回史上初めて、国書である『万葉集』から選ばれました。  『万葉集』は現存する日本最古の…
  • 【視点】あすから10連休 「平成」から「令和」へ

     今年のゴールデンウィークは27日から5月6日まで、異例の10連休となる。新天皇即位、改元というビッグイベントを挟み、期間中、列島全体が祝賀ムードに包まれそうだ。心身ともにじっくりと休養する絶好の機会だが、万一のトラブル…
  • 【視点】平成最後の「明和大津波の日」

     八重山の犠牲者数9313人、人口比で32.2%。1771年(明和8年)4月24日の「明和の大津波」による被害である。昨日は平成最後の「明和大津波の日」だった。石垣市は同日を防災の日、同日から1週間を防災週間と定めている…
  • 【視点】屋良氏 政策は実行可能か 

     衆院沖縄3区補選で初当選したフリージャーナリストの屋良朝博氏は当選から一夜明けた22日、精力的に報道各社のインタビューに答え、米軍基地問題や沖縄振興の政策を語った。自身の著書や、屋良氏が参加しているシンクタンク「新外交…
  • 【金波銀波】米軍普天間飛行場の…

     米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点になった衆院沖縄3区補選は、辺野古反対の屋良朝博氏が初当選した。一方、報道各社による出口調査を見ると、若い世代ほど、辺野古を容認する島尻安伊子氏の支持が多い傾向になっている◆沖縄県が実…

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