石垣島で最も早い一期作の田植えが16日、平田原の水田で始まった。農業生産法人みやぎ米穀(石垣市登野城)の宮城翔吾代表取締役(30)が田植え機に乗り、約30アールの水田に苗を植え付けた。収穫は5月中旬ごろの予定。
同社は昨年、もみの乾燥施設を整備し、生産から加工、販売まで自社で取り組む流れを実現した。この日植え付けた水田から収穫する米は、それとは別にJAに出荷するもので、5月末ごろから店頭に並ぶ。
今期の一期作は年末年始の温度が高めで苗の生育が良く、昨年より10日早い植え付けになったという。