【看脚下 -沖縄から日本を見る-】 第二一回 わかっちゃいるけどやめられない 島尻昇
島尻昇氏
「この歌は、私には歌えません」 「スーダラ節」の歌唱を依頼された時、植木等はそう思ったという。 「チョイと一杯のつもりで飲んで、いつの間にやらハシゴ酒」 酒を飲み、競馬にのめり込み、女性に惚れて失敗する。それでも最後には、「わかっちゃいるけどやめられない」と開き直るような歌である。 実生活では生真面目な性格だった植木等にとって、この歌を歌うことには強い抵抗があった。 しかも父・植木徹誠は、浄土真宗…
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